クリスチャンビネール アルザス ミュスカ ヴァンダンジュ・タルティヴ 2011
750ml 税込価格 7,150円 会員価格 6,630円 → 会員登録はこちら
クリスチャン・ビネールはフランス・アルザス地方、アムルシュヴィール村に拠点を構えるワイナリーです。ボトリティス(貴腐菌)が付いたミュスカを100年以上の古いフードルで11ヶ月発酵・熟成し瓶詰めしました。
緑を帯びた黄金色、黄桃やネクタリン、ライチ、マンゴーのアロマ、アタックにはドライな酸味がありジャムのような果実味が拡がり、優しくエレガントな甘さが感じられ、バランスの良さが光る酸と甘味が綺麗に溶け込んだクリアな味わいです。
ワイン概要
生産地 :フランス アルザス
生産者 :クリスチャン ・ ビネール
収穫年度 :2018
品種 :ミュスカダルザスブラン ミュスカダルザスロゼ50% ミュスカオットネル50%(手摘み/12〜40年)
栽培 :ビオディナミ
認証 :エコセール
容量 :750ml
タイプ :白 甘口タイプ(残糖:49.6g/L )
ワイン&ワイナリー情報
ー ミュスカ ヴァンダンジュタルティヴ 2011
乾燥した暑い夏と朝露に包まれた秋が貴腐ブドウへの理想的条件でした。貴腐ブドウに注意をはらい11月に収穫したミュスカを100年以上の古いフードルで11ヶ月発酵・熟成、無濾過・無清澄で瓶詰めしました。
緑を帯びた黄金色、黄桃やネクタリン、ライチ、マンゴーのアロマ、アタックにはドライな酸味がありジャムのような果実味が拡がり、優しくエレガントな甘さが感じられ、バランスの良さが光る酸と甘味が綺麗に溶け込んだクリアな味わいです。

Christian Binner
ー ワイナリー情報
アルザス地方のコルマールよりすぐ北のAmmerschwihrという村に位置するDomaine Binnerは1770年からワイン造りを行っている、非常に名門の家族です。
醸造に関しては農業本来の姿をモットーとして、無農薬を徹底し、SO2もほとんど使用しておりません。今でこそ無農薬のスタイルが見直されておりますが、お父様の時代には化学肥料がもてはやされた頃でした。その時代にもかたくなに一貫して無農薬の農業を続けました。まわりの人に変わっていると散々言われましたが、このスタイルを一貫して守り続けた造り主です。
収穫も手で行っている為、家族だけで手入れが出来る11haの畑を大切に守っております。アルザスでは決して大きな造り主ではありませんが、先祖代々から大切に受け継がれた財産は、カーブの中1つとってもうかがえます。
まず古いヴィンテージのワインが数多くストックとして残っており、アイテムが多い為に各ストック場所がCaveの地図で管理されているのです。歩いていると偶然1955年のリースリングを発見、珍しいヴィンテージなので、譲ってくれないかと申し出たら瓶を見せてくれて、「目減りがすごいので譲りたいが残念ながら出来ない」と、品質に関する徹底した姿勢が伺えました(実際は大丈夫な程度なものですが…)。
Binner家のワインの味わいはウルトラ自然、一度飲んだら誰でも忘れることが出来ない程、印象的な香りと厚みとエレガンスを備えたスーパーワイン。アルザスリースリングと言えば、ビネールと言われる程、最近ではお陰様にも認知度もあがって参りました。こういうワインを扱わさせて頂く事に誇りを感じます。(新井順子)