ブルノ・デュシェン
コルポ・マルテス・ブラン 2025
750ml 税込価格 7,700円
会員価格 7,150円 → 会員登録はこちらから
美しい酸味と、静かな力強さ。時間をかけて楽しみたいブルゴーニュのシャルドネ。
南フランス、バニュルスでワインを造るブルノ・デュシェン。
地中海を望む急斜面の畑で、自然な栽培と醸造を大切にしながら、個性豊かなワインを生み出しています。
そんなブルノが、ブルゴーニュのシャルドネから造る白ワインがあります。
「コルポ・マルテス・ブラン 2025」。
ブドウが育つのは、ブルゴーニュ南部、コート・シャロネーズ。
樹齢30年のシャルドネを使用し、木樽とステンレスタンクで半分ずつ発酵・熟成させています。
生産量は、わずか600本。
実際に試飲すると、レモンやグレープフルーツを思わせる控えめな香り。
口に含むと、綺麗で上品な果実味と、生き生きとした心地よい酸味が広がります。
すっきりとした印象でありながら、味わいには確かな厚みがあります。
今飲んでも楽しめますが、個人的にはもう少し時間をかけてみたい。
3〜5年ほど熟成させたとき、どのような表情を見せてくれるのか。
そんな期待を抱かせる白ワインです。
ブルゴーニュ、コート・シャロネーズのシャルドネ
コルポ・マルテス・ブラン2025に使用されるブドウは、ブルゴーニュ地方のコート・シャロネーズで収穫されたシャルドネです。
コート・シャロネーズは、コート・ド・ボーヌの南に続くワイン産地。
リュリー、メルキュレ、ジヴリ、モンタニーなどの村があり、シャルドネやピノ・ノワールから多彩なワインが造られています。
このワインに使われるシャルドネは、樹齢約30年。
畑は粘土石灰質の土壌です。
ブルゴーニュのシャルドネは、育つ土地や造り手によってさまざまな表情を見せます。
コルポ・マルテス・ブラン2025もまた、ブルゴーニュのブドウとブルノ・デュシェンのワイン造りが出会って生まれた一本です。
木樽とステンレスタンク。それぞれの特徴を生かした醸造
収穫したシャルドネは、すぐにプレスされます。
その後、果汁の半分を木樽、残りの半分をステンレスタンクに分けて発酵・熟成させます。
木樽は、熟成中の穏やかな酸素との接触などを通して、ワインの質感や複雑さに影響を与えます。
一方、ステンレスタンクは、ブドウのフレッシュな特徴を保ちやすい容器です。
今回の試飲では、レモンやグレープフルーツを思わせる清々しい印象に加え、口の中で空気を含ませると、ほのかなオークの風味が感じられました。
さらに、ワインをゆっくり味わっていると、ナッツを思わせる香ばしいニュアンスも現れます。
樽の風味が前面に出るのではなく、果実味や酸味の奥に控えめに感じられるところも、このワインの魅力です。
暑かった2025年。それでも美しい酸味が印象的
2025年のフランスは、暑さが印象的なヴィンテージとなりました。
ブルノ・デュシェンの本拠地である南フランス・バニュルスでも、ブドウの成熟が進み、ボリュームのあるワインが生まれています。
一方、コルポ・マルテス・ブラン2025のアルコール度数は11.24%。
実際に試飲して印象に残ったのは、果実の豊かさ以上に、酸味の美しさでした。
口に含むと、生き生きとした心地よい酸味が広がり、飲み込んだ後にも綺麗に残ります。
その酸味が、上品な果実味を引き締め、すっきりとした味わいを生み出しています。
ただし、決して軽いだけのワインではありません。
味わいには厚みがあり、奥の方には控えめな甘やかさも感じられます。
美しい酸味と、内側に秘めた充実感。
2025年のコルポ・マルテス・ブランで、特に印象に残った特徴です。
konishi1924 テイスティングコメント
外観 ― 透明感のある、輝くような淡い黄色
グラスに注ぐと、透明感のある淡い黄色。
濁りは見られず、光を受けてキラキラと輝くような美しい色調です。
粘性は中程度。
澄んだ外観からも、若々しさが感じられます。
香り ― 控えめな柑橘の香り。まだ若さを感じる印象
グラスから立ち上がる香りは、おとなしく控えめです。
グラスをゆっくり回すと、レモンやグレープフルーツの果汁を思わせる、爽やかな柑橘の香りが感じられます。
酸味を予感させる、清々しい香り。
ただ、現時点では香りに大きな広がりはなく、比較的シンプルな印象です。
まだ若いワインらしい、落ち着いた香りの表情を見せています。
味わい ― 美しい酸味と、奥行きのある果実味
口に含むと、綺麗で上品な果実味が広がります。
そこに重なるのは、生き生きとした心地よい酸味。
果実味の奥には、控えめな甘やかさも感じられます。
口の中に空気を含ませると、ほんのりとしたオークの風味。
さらに、ワインをゆっくり口の中で転がしていると、ナッツを思わせる香ばしいニュアンスが現れます。
2025年は暑いヴィンテージだったと聞いていますが、このワインには美しい酸味がしっかりと感じられます。
その酸味は、ワインを飲み込んだ後にも心地よく残り、余韻を引き締めています。
全体としては、すっきりと上品な印象。
しかし、決して薄いワインではありません。
味わいには厚みがあり、これからの変化を期待したくなる充実感があります。
今飲むには、少し若くてもったいない。
個人的には、あと3〜5年ほど寝かせて、その変化を楽しんでみたいシャルドネです。
今飲むより、もう少し時間をかけてみたい
コルポ・マルテス・ブラン2025を試飲して、特に印象に残ったのは酸味の美しさでした。
香りはまだ控えめで、現時点では複雑さや大きな広がりを見せているとはいえません。
しかし、口に含むと上品な果実味があり、ほのかなオークやナッツの風味、そして味わいの厚みも感じられます。
この果実味と酸味が時間をかけてなじみ、香りにも変化が生まれてくると、どのような表情を見せてくれるのでしょうか。
若いシャルドネには、若い時期ならではの美味しさがあります。
一方、時間を重ねることで、果実の香りに熟成由来の複雑さが加わり、味わいに一体感が生まれることもあります。
もちろん、熟成による変化は保管環境やボトルの状態によって異なり、必ずしも期待どおりに進むとは限りません。
それでも、今回の試飲では、数年後の姿を確かめたくなるだけの魅力がありました。
今の美味しさを楽しむより、これからの変化を待ってみたい。
そんな気持ちにさせてくれる白ワインです。
ブルノ・デュシェンの原点、ブルゴーニュ
ブルノ・デュシェンは、南フランスで自身のワイン造りを始める以前、ブルゴーニュのドメーヌ・ド・シャソルネイでワイン造りを学びました。
ドメーヌ・ド・シャソルネイは、フレデリック・コサールが手掛けるワイナリーとして知られています。
ブルゴーニュでワイン造りを学んだ後、ブルノが選んだのは、スペイン国境に近いバニュルスでした。
地中海を望む急斜面。
トラクターや馬を入れることさえ難しい畑で、手作業を中心としたワイン造りを続けています。
周囲の造り手から、こんなところに畑を買ったら一生牢屋だと言われるほど、厳しい環境だったそうです。
それでもブルノは、太陽と海のあるこの土地を選びました。
現在は南フランスの造り手として知られるブルノですが、彼のワイン造りの経験にはブルゴーニュで過ごした時間があります。
コルポ・マルテス・ブランは、そんな彼の歩みを感じさせる白ワインです。
SO2を添加しない、ブルノ・デュシェンのワイン造り
ブルノ・デュシェンが大切にしていることのひとつが、SO2を添加しないワイン造りです。
SO2は、ワインの酸化や微生物による変化を抑えるため、一般的なワイン造りでも広く使用されています。
ブルノは、ブドウの栽培から収穫、醸造までの管理を重視し、SO2に頼らないワイン造りを続けています。
ただし、SO2を使用しないこと自体が、ワインの美味しさを保証するわけではありません。
大切なのは、出来上がったワインがどのような味わいを持っているか。
今回のコルポ・マルテス・ブラン2025からは、上品な果実味と美しい酸味、そしてこれからの熟成を期待したくなる厚みが感じられました。
自然な造りを大切にしながらも、ブドウの個性や産地の特徴をどのように表現するか。
そこに、ブルノ・デュシェンのワイン造りの面白さがあります。
konishi1924がこのワインをおすすめする理由
ブルノ・デュシェンのワインには、若いうちから果実の美味しさを素直に楽しめるものがあります。
しかし、コルポ・マルテス・ブラン2025は、少し違います。
今回試飲して感じたのは、今の美味しさだけで判断するには、少しもったいないワインだということでした。
香りはまだ控えめで、若さを感じます。
一方、口に含むと、上品な果実味と生き生きとした酸味。
さらに、ほのかなオークやナッツの風味が現れ、すっきりとした印象の中にも確かな厚みがあります。
特に印象的だったのは、飲み込んだ後にも心地よく続く酸味です。
この酸味と果実味が、数年の時間を経てどのように変化していくのか。
ヴィンテージワインを長く扱ってきたkonishi1924としても、興味を引かれる一本です。
個人的には、3〜5年ほど寝かせてから楽しんでみたいと思います。
今の段階でも美しい酸味と上品な果実味を備えていますが、時間を重ねることで、香りや味わいにどのような変化が生まれるのか楽しみな一本です。
もちろん、今お飲みいただくこともできます。
ただ、まだ若く、香りも控えめな印象ですので、今楽しむのであれば、少し早めに抜栓し、デキャンタージュすることをおすすめします。
空気に触れさせながら、香りや味わいがどのように変化していくのか、ゆっくり楽しんでいただきたいと思います。
ただし、コルポ・マルテス・ブラン2025の生産量は、わずか600本。
数年後に飲みたいと思っても、そのときに手に入るとは限りません。
熟成させて楽しみたいとお考えの方は、ぜひ今のうちにお求めいただければと思います。
ブルゴーニュのシャルドネを、時間とともに楽しむ。
そんな一本として、セラーに迎えていただきたいワインです。
こんな方におすすめします
ブルゴーニュのシャルドネがお好きな方
美しい酸味を持つ白ワインがお好きな方
若い白ワインを数年熟成させて楽しみたい方
樽の風味が控えめな、上品なシャルドネをお探しの方
ブルノ・デュシェンのワイン造りに興味がある方
生産量の少ない個性的な白ワインをお探しの方
ワイン概要
生産者:ブルノ・デュシェン
ワイン名:コルポ・マルテス・ブラン
ヴィンテージ:2025年
ブドウ産地フランス/ブルゴーニュ/コート・シャロネーズ
品種:シャルドネ100%
樹齢:約30年
土壌:粘土石灰質
醸造:収穫後すぐにプレス
発酵・熟成:木樽50%、ステンレスタンク50%
アルコール度数:11.24%
生産量:約600本
タイプ:白/辛口タイプ
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ブルノ・デュシェン コルポ・マルテス・ブラン 2025
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