ブルノ・デュシェン
ラ・パスコルディン 2025
750ml 税込価格 13,200円
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イノシシがきっかけで生まれたワイン
偶然の一本が、再び造られることに
南フランス、スペインとの国境に近いバニュルス。
地中海を望む急斜面の畑で、自然なワイン造りを続けるブルノ・デュシェン。
そんな彼のワインの中に、少し変わった誕生の物語を持つ一本があります。
「ラ・パスコルディン 2025」。
このワインが初めて造られたのは、2024年。
きっかけは、なんとイノシシによるブドウ畑への被害でした。
予定していたワイン造りが思いどおりに進まなくなったことから、偶然生まれたキュヴェ。
ところが、そのワインが好評を得たため、翌2025年も造られることになりました。
偶然から生まれたワインが、もう一度造りたいと思える一本になったのです。
使用するブドウは、平均樹齢60年のグルナッシュとカリニャン。
小さな畑をすべて手作業で管理し、収穫したブドウは除梗せず、木製の開放槽で仕込みます。
その後、ブルゴーニュの樽で熟成。
2025年の生産量は、わずか1,200本です。
イノシシの被害から生まれた、ラ・パスコルディン
ラ・パスコルディンが誕生したのは2024年。
ブルノ・デュシェンの畑がイノシシによる被害を受けたことが、そのきっかけでした。
ブドウ畑では、天候だけでなく、野生動物による被害も避けられない問題です。
とりわけ、山や自然に囲まれた畑では、野生動物と向き合いながら栽培を続けなければなりません。
ラ・パスコルディンは、そんな予期しない出来事から生まれたワインです。
しかし、2024年に造られたワインは好評でした。
そこでブルノは、2025年にもこのキュヴェを造ることにしました。
最初は偶然だったものが、翌年には造り手自身の選択となった。
このワインの背景には、そんな面白い物語があります。
PascoleとL’Anodine
すべて手作業で管理する小さな畑
ラ・パスコルディン2025に使用されるブドウは、Pascole(パスコル)とL’Anodine(ラノディーヌ)という小さな畑で育てられています。
この畑では、草刈りも耕作もすべて手作業。
機械に頼ることが難しい環境の中で、ブルノは畑と向き合いながらブドウを育てています。
使用するブドウは、3種類のグルナッシュが90%、カリニャンが10%。
平均樹齢は60年です。
樹齢を重ねたブドウの樹は、若い樹とは異なる生育の特徴を持ちます。
ただし、古樹であることだけでワインの品質が決まるわけではありません。
畑の条件、収穫のタイミング、醸造方法。
それらが組み合わさって、一本のワインが生まれます。
平均樹齢60年という数字からも、この畑で積み重ねられてきた時間を感じることができます。
除梗せず、木製の開放槽で仕込む
ラ・パスコルディン2025は、収穫したブドウを除梗せず、房ごと木製の開放槽に入れて仕込みます。
いわゆる全房での醸造です。
ブドウの果梗を残したまま醸すことで、果実だけを使用した場合とは異なる香りやタンニン、味わいの構成が生まれることがあります。
ただし、その仕上がりはブドウの成熟度や醸造条件によって大きく変わります。
醸しを終えた後はプレスし、ブルゴーニュの樽で熟成。
南フランスのグルナッシュを主体にしながら、ブルゴーニュの樽を用いて仕上げられる赤ワインです。
ブルノ・デュシェンが選ぶ醸造方法にも、注目したい一本です。
2025年はアルコール度数14.87%。前年より約1.5ポイント高く
2025年のフランスは、暑さが印象的なヴィンテージとなりました。
ブルノ・デュシェンの本拠地である南フランス・バニュルスでも、ブドウの成熟が進み、アルコール度数の高いワインが生まれています。
ラ・パスコルディン2025のアルコール度数は14.87%。
2024年に造られた初ヴィンテージと比べると、約1.5ポイント高くなっています。
アルコール度数はワインのボリュームや口当たりに関わる要素のひとつですが、実際の味わいは酸味やタンニン、果実味とのバランスによって決まります。
2025年のラ・パスコルディンが、どのような果実味や質感を見せてくれるのか。
前年との違いも興味深いところです。
SO2を添加しない、ブルノ・デュシェンのナチュラルワイン
ブルノ・デュシェンが大切にしていることのひとつが、SO2(亜硫酸)を添加しないワイン造りです。
SO2は、ワインの酸化や微生物による変化を抑えるため、一般的なワイン造りでも広く使用されています。
ブルノは、ブドウの栽培から収穫、醸造までの管理を大切にし、SO2に頼らないワイン造りを続けています。
こうした考え方から、ブルノのワインは
ナチュラルワインとして紹介されています。
しかし、konishi1924が大切にしているのは、自然な造りであることだけではありません。
自然な造り、その先にある綺麗な味わい。
造り手の考え方とともに、ワインそのものの美味しさや個性を大切にしてご紹介しています。
ラ・パスコルディン2025も、ブルノのワイン造りに対する姿勢と、畑の個性を知るうえで興味深い一本です。
・地中海の太陽と、ルーション特有の土地から生まれるブルノ・デュシェンのワイン。
→ [南フランスのナチュラルワインについて詳しく見る]
ブルノ・デュシェンについて
ブルノ・デュシェンは、南フランス・ルーション地方、バニュルスを拠点とする造り手です。
ブルゴーニュのドメーヌ・ド・シャソルネイでワイン造りを学んだ後、地中海を望むバニュルスの急斜面に自身の畑を求めました。
この土地では、急な斜面や複雑な地形のため、畑仕事の多くを手作業で行わなければなりません。
ブルノは、自然な栽培と醸造を大切にしながら、グルナッシュを中心とした個性豊かなワインを生み出しています。
ラ・ルナの白、ロゼ、赤をはじめ、古樹のブドウから造る少量生産のキュヴェなど、そのワインは多彩です。
ラ・パスコルディンも、そんなブルノのワイン造りから生まれた一本です。
→[ブルノ・デュシェンについて詳しく見る]
konishi1924がこのワインをおすすめする理由
ラ・パスコルディン2025で、まず興味を引かれるのは、その誕生の背景です。
2024年、イノシシの被害をきっかけに偶然生まれたワイン。
それが好評を得て、2025年も造られることになりました。
ワイン造りは、毎年同じように進むわけではありません。
天候やブドウの生育状況、畑で起こる予期しない出来事によって、造り手はさまざまな判断を求められます。
ラ・パスコルディンは、そうした自然との関わりから生まれたワインです。
そして、2025年は平均樹齢60年のグルナッシュを主体に、除梗せず木製の開放槽で仕込み、ブルゴーニュの樽で熟成。
アルコール度数は14.87%と、前年より約1.5ポイント高くなっています。
偶然の誕生から、2年目のヴィンテージへ
その変化を知ることも、このワインを楽しむ魅力のひとつだと思います。
生産量はわずか1,200本。
ブルノ・デュシェンのワインがお好きな方、古樹のグルナッシュに興味のある方には、ぜひ注目していただきたい一本です。
生産量が限られていますので、興味をお持ちの方はお早めにお求めいただければと思います。
こんな方におすすめします
ブルノ・デュシェンのワインがお好きな方
南フランスのグルナッシュに興味がある方
樹齢を重ねたブドウから造られるワインを楽しみたい方
全房醸造の赤ワインに興味がある方
ワインが生まれた背景や造り手の物語も大切にしたい方
生産量の少ないナチュラルワインをお探しの方
ワイン概要
生産者:ブルノ・デュシェン
ワイン名:ラ・パスコルディン
ヴィンテージ:2025年
生産地:フランス/ルーション/バニュルス
ブドウ品種:グルナッシュ3種90%、カリニャン10%
平均樹齢:約60年
畑:Pascole、L’Anodine
畑の管理:草刈り・耕作ともに手作業
醸造:除梗せず、木製開放槽で醸し
熟成:プレス後、ブルゴーニュの樽で熟成
アルコール度数:14.87%
生産量:約1,200本
タイプ:赤ワイン