ブルノ・デュシェン
Banyuls — 太陽と大地が育む、グルナッシュの多彩な表情


― 地中海を望むバニュルスから、グルナッシュの豊かな表情を
フランス最南端、スペインとの国境に近いルーション地方バニュルス。地中海を望む急斜面に広がる畑で、ブルノ・デュシェンはグルナッシュを中心としたワインを造っています。

石の多い畑での手作業、自然な栽培、そしてSO2(酸化防止剤)を添加しないワイン造り。土地とブドウが持つ個性を大切にしながら、独自のスタイルを築いてきた生産者です。
ブルノが大切にしているのは、ブドウが持つ本来の個性を、できるだけそのままワインへと映し出すこと。
ラ・ルナの白、ロゼ、赤。古いブドウ樹から生まれる凝縮感のあるトミュ。そして、長い酸化熟成によって複雑な味わいを獲得したココペル。
同じ土地のグルナッシュでも、造り方や時間によって、その表情は驚くほど異なります。
南フランスの太陽を感じる果実味と、自然が生み出す豊かな味わい。
ブルノ・デュシェンのワインは、グラスを重ねるほどに、バニュルスという土地の奥深さを感じさせてくれます。
konishi1924では、自然な造りだけでなく、ワインとしての美味しさや味わいのバランスを大切に、ブルノ・デュシェンのワインをご紹介しております。

ブルノ・デュシェン| バニュルスの太陽と、自然が生み出すワイン

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ブルノ・デュシェン
Banyuls — 太陽と大地が育む、グルナッシュの多彩な表情



― はじめに

ワインには、
その土地の風景や、
造り手の生き方が映し出されることがあります。

ブルノ・デュシェンが選んだのは、
地中海を望むバニュルスの急斜面。
強い太陽と海からの風、
石の多い大地に根を張るブドウ。
自然と向き合い、
手間を惜しまず、
ブドウが持つ個性をそのままワインへ。

“造り込む”より、 “土地の力を引き出す”という選択。

ブルノ・デュシェンのワインには、
南フランスの豊かな自然と、
その土地に魅せられた造り手の情熱が息づいています。



― ブルノ・デュシェンについて



ブルノ・デュシェンは、フランス最南端、スペインとの国境に近いルーション地方バニュルスでワインを造る生産者です。

もともとはロワール地方でキノコの販売に携わっていましたが、ワイン造りへの情熱から、ブルゴーニュのフレデリック・コサールのもとで経験を積み、2002年にバニュルスで自身のワイン造りを始めました。

彼が選んだのは、ピレネー山脈が地中海へと迫る、険しい斜面に広がるブドウ畑です。

バニュルスは、地中海の強い日差しと海からの風を受ける、温暖で乾燥した土地。片岩質の土壌が広がり、古いブドウ樹が石の多い斜面に深く根を張っています。
急勾配の畑では機械を使うことが難しく、栽培には多くの手作業が必要です。ブルノはこうした土地で、グルナッシュを中心に、自然な栽培を大切にしながらブドウを育てています。



― SO2を添加せず、ブドウ本来の個性をワインへ

ブルノ・デュシェンが大切にしているのは、健全なブドウを育て、そのブドウが持つ個性をできるだけ損なわずにワインへと仕上げることです。

特にこだわっているのが、SO2(酸化防止剤)を添加しないワイン造り。

温暖な南フランスでは、ブドウが十分に熟して糖度が高くなる一方、酸が少なくなりやすく、酸化や微生物による変質への注意が必要になります。

ブルノは、畑での栽培や収穫のタイミング、醸造中の管理を大切にしながら、SO2に頼らないワイン造りを続けています。

ただし、彼のワインの魅力は、酸化防止剤を使わないという製法だけではありません。

豊かな果実味を持ちながら、飲み進めたくなる瑞々しさがあること。そして、同じグルナッシュから、白、ロゼ、赤、さらには長期熟成によるランシオまで、多彩な味わいを生み出していることです。



― バニュルスの仲間たちとともに

ブルノは、バニュルスの生産者たちが共同で利用する醸造施設「9caves(ヌフカーヴ)」の設立にも携わりました。

それぞれの生産者が独自のワイン造りを続けながら、設備や経験を共有し、互いに刺激を受け合う場所です。

konishi1924でご紹介しているヴィネヤー・ド・ラ・ルカのマニュエル・ディ・ヴェキ・スタラズも、その仲間のひとり。

ブルノの活動は、自身のワイン造りにとどまらず、バニュルスで自然なワイン造りに取り組む生産者たちとのつながりにも広がっています。



グルナッシュが見せる、多彩な表情

ブルノ・デュシェンの代表的なキュヴェ「ラ・ルナ」には、白、ロゼ、赤があります。

それぞれに異なるブドウの組み合わせや醸造方法を用い、グルナッシュという品種の多様な表情を引き出しています。

さらに、古いブドウ樹から収穫した果実を使う「トミュ」や、長い酸化熟成によってナッツやカラメルを思わせる複雑な風味を生み出す「ソヴァージュ・ド・ココペル」など、個性的なワインも造っています。

南フランスの太陽を感じる果実の豊かさと、土地や時間によって変化するグルナッシュの味わい。

ブルノ・デュシェンは、バニュルスという土地が持つ可能性を、さまざまなワインを通して表現する生産者です。



― konishi1924がブルノ・デュシェンをおすすめする理由

南フランスの豊かな果実味と、もう一杯飲みたくなる軽やかさ。

ブルノ・デュシェンのワインに惹かれるのは、南フランスらしい果実の豊かさを持ちながら、決して重たさだけに傾かないところです。

地中海を望むバニュルスの急斜面で育ったブドウを、自然な方法で醸造し、SO2を添加せずに仕上げる。土地とブドウの個性を大切にしたワイン造りを続けています。

しかし、konishi1924が大切にしているのは、自然な造りであることだけではありません。

ワインとして美味しいこと。そして、もう一杯飲みたいと思えること。

その魅力を最も素直に感じられるのが、毎年年末に登場する早飲みスタイルのワイン「ティテ」です。

エアリーで、ジューシー。口に含むと瑞々しい果実味が広がり、軽やかでありながら、飲みごたえもしっかりと感じられます。

難しいことを考えず、グラスを傾けることが楽しくなる。そんな美味しさを持ったワインです。

毎年楽しみにしている一本ですが、早い時期に完売してしまうことも少なくありません。

そして、ブルノの魅力はティテだけにとどまりません。

ラ・ルナの白、ロゼ、赤には、それぞれ異なるグルナッシュの表情があります。さらに、古いブドウ樹から生まれるトミュの凝縮感や、長い酸化熟成を経たココペルの複雑さ。

ひとりの生産者から、これほど多彩な味わいを楽しめることも、ブルノ・デュシェンの魅力です。

若々しい果実の美味しさから、時間が育てる奥行きまで。

自然な造りの先にある、豊かで綺麗な味わい。

ヴィンテージワインとナチュラルワインの両方をご紹介するkonishi1924だからこそ、ブルノ・デュシェンのさまざまなワインを楽しんでいただきたいと思います。




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