仕事がら、ワイン情報誌やワインのサイトをよく見る。
いつものようにに情報サイトを見ていると、こんな記事が・・・
「Liv-exの2023年パワー100、Kei Shiogaiがランク入り」
とても気になるケイ・シオガイのワイン、一消費者としてもなかなか手にいれにくい状況だ。
そんな、ケイ・シオガイの興味深い記事をみつけた、ここでシェアしたい。
長いし、専門的なので興味なある人だけ見て欲しい。
Liv-exの2023年パワー100、Kei Shiogaiがランク入り
英国の高級ワイン取引プラットフォーム「Liv-ex」が、昨年発表した2023年のパワー 100は、市場の変化を反映している。
ブルゴーニュではアルヌー・ラショーやDRCなどが大きく順位を落とし、シャンパーニュのサロンはパワー100から脱落した。一方で、Kei Shiogaiが圏外から94位に入った。
パワー100は2022年10月1日から2023年9月30日までの1年間をカバーしている。
価格パフォーマンス、ブランドのワイン取引数、取引の累積価値と量などいくつかの基準に基づいて格付けされる。
トップはドメーヌ・ルフレーヴで2022年の3位から1位に上った。ブルゴーニュからランク入りしたワインは37で、2022年より2つ減った。
ルロワ、アルヌー・ラショー、アルマン・ルソー、プリューレ・ロック、DRCなどはすべて大幅に下落した。
ルロワは1位から10位、アルヌー・ラショーは2位から99位、アルマン・ルソーは4位から64位、プリューレ・ロックは5位から85位、DRCは8位から67位に落ちた。
ラショーはコレクターが殺到したため、2021年から2022年にかけて一部のワインの価格が1000%以上上昇した。しかし、2022年以降は(持続不可能な?)価格上昇のせいで、ラショーの需要は減少している。関連するネゴシアン・ラベルの取引額と取引量の減少によっても悪影響を受けた。
ただ、ブルゴーニュ市場が減衰しているわけではない。取引されるラベルは増加している。バイヤーが驚くほど高価なラベルと比較して手頃なラベルを求められていることがうかがえる。ルイ・ラトゥールは2022年に193位だったが、2023年は23位に急上昇した。
注目はケイ・シオガイ。圏外から94位にランク入りした。価格パフォーマンスの点でトップの座を獲得し、ブランドの市場価格は前年比185.7%上昇した。Kei Shiogai(塩貝圭)はフィリップ・パカレ、アルマン・ルソー、ルーロなどで経験を積んでドメーヌを立ち上げた。
シャンパーニュでは、取引量が限られるサロンがパワー100から脱落したが、市場は大量生産と大幅な貿易水準の恩恵を受けて活発な状況を保っている。
ボルドーは2022年より5多い30のブランドがランク入りした。ヴュー・シャトー・セルタン(43位)、シャトー・カロン・セギュール(65位)、シャトー・ベイシュヴェル(90位)、シャトー・レオヴィル・バルトン(96位)など2022年に脱落したブランドが含まれる。ボルドー市場はリスクが少なく、愛好家に理解されているブランドが評価された。
抜粋 WINE REPORT 2024/01/09 記事 より
2023年パワー100のトップ25 ↓
ちょっと見にくい・・・
最も大きく順位を上げたブランド ↓
最も大きく順位を下げたブランド ↓
順位を上げて2023年にランク入りしたブランド ↓
ボルドーのシャトーが順位を上げてるよう。
「Liv-ex」がワインの市場にどのくらいの影響力を持つのかは不明だけれど、なかなか興味深いのは確か、投資目的が多いのかな。
個人的には、オーパスワン (Opus One) とドメーヌ・フーリエ (Domaine Fourrier) の順位が気になるところ。
konishi1924的には、ユベール・ラミー(Hubert Lamy) 。最近SNSでよくみかけ気になっていたところ、海外の方の投稿が多いよう、要注目ということで。
以前、取り扱いがあったワインなのだが、当時は少し売りにくかったけれど、評価がぐんと上がっているようで、今後、問い合わせが増えるかも、仕入れの参考にしよう。
Kei Shiogai(塩貝圭)のワインは残念ながら取り扱い無し、というより扱えないといったところ、日本にも入ってきていますがね。
本日も読んでいただきましてありがとうございました。
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