いつものようにワインの情報サイトを見ていると、興味深い記事が・・・
ワイン会なんかで話題にすると面白そう。
ワインが生活に入り込んでいる人なら、知りたいかしら、ということでシェアします。
ボルドー白ワインの最高峰に位置するシャトー・マルゴーのパヴィヨン・ブラン・デュ・シャトー・マルゴーに、2022ヴィンテージからセカンドワイン「パヴィヨン・ブラン・スゴン・ヴァン」(Pavillon Blanc Second Vin)が誕生する。
シャトー・マルゴーの500年の長い歴史の中で、5番目のワインとなる。シャトーは18世紀初頭から、白ワイン造りの伝統を守っている。当初は「シャトー・マルゴー・ヴァン・ブラン・ド・ソーヴィニヨン」と呼ばれ、1920年に「パヴィヨン・ブラン・デュ・シャトー・マルゴー」と名付けられた。
パヴィヨン・ブランはラ・ミッション・オー・ブリオン・ブランと並んで、ボルドー白ワインの双璧をなしている。メドックや右岸で増加している白ワインのお手本的な存在でもある。
初期はチョーキーな土壌のソーヴィニヨン・ブラン、セミヨン、ミュスカデル、メルロ・ブランのブレンドだったが、現在は内陸に入ったスッサンのヴィレ・フガスのリッチな土壌のプラトーから生まれる。ソーヴィニヨン・ブラン100%で樽熟成する。
白ワイン造りでは、土壌分析、正確な収穫時期、最適な醸造・育成などを推進してきた。厳格な作業で品質を高めた結果、近年はパヴィヨン・ブランに使われるワインの割合が収穫全体量の半分以下にとどまっている。その結果、セカンドワインが生まれた。以上、WINE REPORT 2024/01/25 記事 より
2022年はシャトー・マルゴーの歴史の中で最も暑く乾燥した年。3度の熱波に見舞われ、雨が一切降らない期間が6週以上続いた。白ブドウは前例のない8月18日という早い時期から収穫した。複雑なアロマと凝縮感が印象的で、20年は熟成するという。歴史的な低収量で、スゴン・ヴァンの生産量はわずか8000本。
興味深いし、飲んでみたいけれど、8000本が世界の市場に向けて販売されるとなると価格も相当なものになるはずで。話題程度におさめとくのが良さそう。
ボルドーワインは小さなショップではなかなか仕入れにくい時代です。大手さんにおまかせしましょうかね。
本日も読んでいただきましてありがとうございました。
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