新年あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
お正月ムードを一変する悲しいニュースを見ていてとてもつらいです。
被災された皆さま、心よりお見舞いもうしあげます。
本日より konishi1924 が始動いたしました。
仕事関係の方々から数枚の年賀状が届いております、ありがとうございます。
年賀状という文化は個人的には大好き!
残念ながらプライベートの年賀状のやり取りは少なくなって、こちらは25枚ほどが届きました。ここ数年、今年で年賀状を辞めます派が増え続け、25枚にまで減りました。
年末に出す葉書も当然少なく、それなら!と手書きの年賀状にすることに…。
宛名も自分の住所も、ご挨拶文はもちろん、絵も手書きです。
絵を描くのは得意だし、筆文字もなんてことないので書き出してしまえば楽しい楽しい、あっという間の25枚でした。
これからはこれで行こう!
今、年賀状を届けてくれるのは恐らく私同様この文化が好きな人々、手書きの年賀状をなにより喜んでくれるはず…。
さて、年賀状変わりの冒頭の写真、なかなか良く撮れました。
思い入れのあるワイン「ソーテルヌ」のヴィンテージワインです。
「ソーテルヌ」への思い入れというのは・・・
20歳になった誕生日に飲んだのがソーテルヌで、それはそれは美味しかったのです。
35年以上前のこと、それほどワインの売れる時代でもなく、冷蔵庫の奥でずっと横に寝かされていたものでした。大手ネゴシアン「カルベ」のソーテルネでしたが、大手でも今のつくりとは違ってとても丁寧なつくりだったようです。いい感じに熟成され濃いめの黄金色をしていました。
20代中頃、ワインスクールやワイン会で「初めて飲んだワインは?」なんて自己紹介のお題を出されるのですが、当時は「赤玉ポートワイン」と答える人も多い時代に、「ソーテルヌ」と言えたのはなかなか嬉しいことでした。ソーテルヌは「初めの一歩」のワインなのです。
ソーテルヌはフランスのボルドー地方でつくられる甘口の白ワインです。「貴腐ワイン」という名前を聞いたことがある方も多いと思いますが。その貴腐ワインのひとつです。
ソーテルヌは地区の名前、ボルドー地方を流れるガロンヌ川の左岸に位置しています。地区には、ソーテルヌ、ボンム、フォルグ、プレイニャック、バルザックの5つの村があり、ここで、セミョン種とソーヴィニョン・ブラン種でつくられる貴腐ワインが「ソーテルヌ」を名乗ることが出来ます。
極甘口で蜂蜜のような香りや味わいが楽しめ、デザートとして楽しまれることが多いようです。有名な生産者の筆頭として、シャトー・ディケム(Château d’Yquem)が挙げられます。
今回ご紹介しているのは、ディケムではなく、スデュイローという生産者のソーテルヌです。
ロバートパーカー・M・パーカー・Jrの「ボルドー」という本によれば・・・
ディケムからの道路を下ると、畑の北側がディケムに隣接しているのがスデュイローの広大で美しいシャトーである。スデュイローはソーテルヌの偉大なワインの1つと言うことができる。例えば1990年、1989年、1988年、1982年、1976年、1967年、1959年はスデュイローの潜在能力をつぶさに示す例である。
最良の場合には、スデュイローは、ブラインドテイスティングでディケムと間違うほどのリッチで甘美なワインをつくり出すことができる。
ですって・・・。
写真をよく見てください。
シャトー・スデュイロー
ソーテルヌ 1990
そうなんですよ、1990年、パーカーJrさんが言うには、洗剤能力をつぶさに示す年なんですって。ディケムと間違うほどのリッチさ・・・、うーーーん、最高!
良いワイン、紹介できました。
ご紹介しましたワインは ↓ こちらから購入可能です。
シャトー・スデュイロー ソーテルヌ 1990
本日も読んでいただきましてありがとうございました。
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