ぐぐっと寒くなりましたね。
さてさて・・・
今日はこのワインをご紹介させて下さいな。
どどん!
ファビュラス スプマンテ マルヴァジア 2022
このワインとの出会いなんですがね・・・
今月始め、インポーターさんの試飲会、一本目でした。
グラスにワインを注いでもらい、香りをとろうとすると
もも
こちらから香りを取りにいかなくても向こうからやってきてくれました。
まあなんとフルーティーで華やかな香りだこと、すっかりその香りにすっかり魅了されてしまいました。
訪れた試飲会は自然派ワインのインポーターさん
経験では、自然派ワインて、華やかでわかりやすい香りのワインとは少し距離を置く、ささっとテイスティングしただけでは解りにくい印象です。
このワインはそんな中、解りやすくて綺麗でチャーミングなスタイルでした。
一本目のワインとしては何と素敵な出会いでしょう・・・
さらに値段をみてびっくり、想像していたよりお安い、コストパフォーマンスが抜群です。
はい、仕入れ決定!
オレンジワイン
このワインはイタリアのアブルッツォ州でつくられたオレンジワインです。
オレンジワインは、白ブドウを原料に、赤ワインと同様なつくり方をしたワインです。白ブドウを果皮や種と一緒に醸造することで、果皮の香りや色が抽出され、オレンジがかった色合いになります。
オレンジワインを昔からつくっているジョージア(グルジア)ではアンバーワインという呼ばれ方をしており、現在の「オレンジワイン」という呼び名は、イギリスのワイン商が2000年代に作った造語と云われています。
私のオレンジワインの経験は白や赤ワインと比べると圧倒的に少ないのですが、その中で感じるのは、”当たり”と思うワインに出会うと素晴らしく香りがよい、ということ。
葡萄の皮を、絞った果汁と一緒に発酵させるので、葡萄の持つ本来の香りがより抽出されてワインに出るのでしょうか。
今度、醸造に詳しい人に会ったら聞いてみよう!
ラベルには楽しいイラストが描かれています。
このイラストには意味がありまして、この土地に生きた伝説のMajellaneと呼ばれる7人の女性戦士、彼女らにまつわる伝説、この地の歴史、土地に根付く価値観など、すべてこの土地を舞台に巻き起こった様々なストーリーがモチーフになっているそうです。
もうひとつ・・・
こちらのワイナリー実は国立公園の中にあるのです。
イタリア、アブルッツォ州にある、マジェッラ国立公園内のPretoro自治区内に畑があります。周りの山の影響を受けて昼夜の寒暖の差がブドウの品質に良い影響を与えてくれるようですよ。
↑ ワインを飲むと解ります! 味わってみよう・・・
香りは冒頭で書いたように華やかです。
白桃からグレープフルーツ、少し白いちご、続いて黄桃を思わせる香りが楽しめます。
最後にアプリコット、果実の香りもありますが、ジャムを感じさせる甘い香りも印象的です。
口にすると、甘さのない品の良い桃ジュースのよう。
泡の要素も手伝って、とてもフレッシュ、溌剌として美味しいわ。
たっぷり感じられる果実味と心地よい酸味のバランスが良く、アプリコットを思わせる風味がなんともチャーミングです。
オレンジワインならではかな・・・
少しのエグミと苦みを感じます。
嫌なものではなく、お料理があったら食事を引き立ててくれる有難いあじわいの要素です。
あまり難しいことを考えず素直に楽しみたい、楽しんでもらいたいワインかな。
テイスティングコメントは結構沢山書けましたが、
ぐだぐだ書くのはファビュラスにはそぐわない気がして少な目
さて、グラスを変えて楽しみましょうか
チャーミングな香りをより楽しみたいのでグラスを大きいものに変更。
そして
オリーヴをつまむ・・・
↑ 写真はイメージです、実際はかなり生活感があふれているのでCabvaさんに頼りました。
次に、昨日煮ておいた「ホワイトストロガノフ」
↑ 写真はありません、ごめんなさい。
ビーフストロガノフ風の白い煮込みです。なぜ”白”かというとヨーグルトと牛乳が入るから、きのこタップリで牛肉の旨味が嬉しい美味しさね。
タジン鍋でお水を入れないから味わいは濃厚なのですが、ヨーグルトの酸味があって、さっぱりとした後口、ワインにもよく合います。
オレンジワインに寄せて、オリーブオイルとパルミジャニーノをかけました。
ワインが持つ少しのエグミと苦みは、果実味をより引き立てる嬉しい魔法に大変身、アッヴィナメントかな。
この時期にはクリスマスのチキンにも良さそうです。
※ ワインのコメントは十人十色、味わいの感じ方は人により異なりますのであくまでも参考程度にご覧ください。
ご紹介しましたワインは ↓ こちらから購入可能です。
ファビュラス スプマンテ マルヴァジア 2022
本日も読んでいただきましてありがとうございました。
ポチっといただけると助かります 。