カリフォルニアワイン

カリフォルニアワインは、アメリカのカリフォルニア州で生産されるワインのこと。

アメリカで生産さるワインのうち約90%がカリフォルニア産、この州の四季を通じた気候は、ブドウ栽培に適しています。日照に恵まれているため、ブドウの成長期は安定して長く、気候や地勢によってさまざまなブドウ品種を栽培可能です。

カリフォルニア州は太平洋に面したアメリカの西海岸にあり、ヨーロッパの主要ワイン生産国であるフランスの約3/4の面積を持ちます。

起伏に富んだカリフォルニアの海岸線は1,300kmにも及ぶのですが、海からの冷たい風や霧が海沿いの畑を冷やすため、冷涼な気候に適したシャルドネやピノ・ノワールといった品種が成功しています。一方、やや内陸の斜面の畑では、カリフォルニアの強い日差しを受けてカベルネ・ソーヴィニョンやメルローが完熟します。

太平洋プレートとアメリカプレートがぶつかり合う位置にあるカリフォルニアの地形は、地質学的に多様な地域、砂、粘土、ローム、花崗岩、火山灰、海底土壌、川底を転がって丸くなった小石など様々です。

カリフォルニアはまた、気候などのテロワールも多様、地域によって異なる特長をもっており、味も異なるというのが特長です。

スペイン人宣教師がミサの祭壇で使用するワインを生産するためにブドウを植えたのが始まりであり、カリフォルニアのブドウ栽培の歴史は18世紀にまで遡ります。

カリフォルニアのワインメーカーにもいろいろな人がいます。1700年代以降、ブドウ樹を携えた移民たちが世界中からカリフォルニアに押し寄せたからです。

アメリカのワイン年間生産量は、イタリア、フランス、(年により入れ替わりあり)スペインに続いて世界で第4位、自国で消費される他に、イギリス、カナダ、ドイツ、日本、オランダなどが主要な輸出先、世界のワイン愛好家の注目を集めながら、最新技術を活用し進化しつづけており、目が離せないワイン生産地です。





本日も読んでいただきましてありがとうございました。
ポチっといただけると助かります 。

にほんブログ村 酒ブログへ
にほんブログ村

にほんブログ村 グルメブログへ
にほんブログ村