- 1 はじめに
- 2 ラ・メゾン・ロマネ ジュヴレ・シャンベルタン ラ・ジャスティス 2012 ー カリフォルニア / 赤ワイン
- 3 幻ワイナリー ロシアン・リヴァー・ヴァレー ピノ・ノワール 200 ー カリフォルニア / 赤ワイン
- 4 シャトー・ミラン サンテミリオン・グラン・クリュ 2000 ー フランス / 赤ワイン
- 5 テルモ・ロドリゲス マタヤーナ リベラ・デル・ドゥエロ 2003 ー スペイン / 赤ワイン
- 6 テラ・ヴァレンタインナパ・ヴァレー スプリング・マウンテン・ディストリクト イヴェルドン・ヴィンヤード カベルネ・ソーヴィニヨン 2006 ー カリフォルニア / 赤ワイン
- 7 フレスコバルディ ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ カステルジョコンド 2013 ー イタリア / 赤ワイン
- 8 ドメーヌ・シャソルネ サン・ロマン スー・ロシェ 2007 ー フランス / 赤ワイン
- 9 幻ワイナリー ロスカーネロス シャルドネ 2007 ー カリフォルニア / 白ワイン
- 10 セバスチャン・リフォー サンセール サウレタス 2014 ー フランス / 白ワイン
- 11 ドメーヌ・ポティネ・アンポー オークセイ・デュレス プルミエ・クリュ バ・デ・デュレス 2004 ー フランス / 赤ワイン
はじめに
長期の熟成期間を経た「ヴィンテージワイン」「古酒」「年代物ワイン」、現在はどのような味わいなのでしょうか。
美味しいのかな?
香りや味わいはどのようなものなのかな?
なんとも気になるところです。
そこで、色々なワインをテイスティングしてみました。
バックヴィンテージのワインは長期の熟成期間を経ていることから、そのワインが過去にどのように保存されてきたかにより品質が大きく異なります。
konishi1924で販売中のワインは、中野区新井の地で小売りを行っていた店舗の地下につくられた冷暗なセラーにて温度管理・湿度管理され、動かされることもなく大切に保管されてきました。また、ヴィンテージワインを仕入れる際には、蔵出しのワインを選ぶことを心がけております。
このページでは過去にテイスティングしたワインを集めています、ワイン選びの参考にしていただければ幸いです。結婚記念日に結婚した年のワインを楽しみたい、生まれた年のワインを飲んでみたい、会社の設立記念の年のワインを贈りたい、ワイン選びに迷った場合 konishi1924 にお気軽にご相談下さい。
ラ・メゾン・ロマネ ジュヴレ・シャンベルタン ラ・ジャスティス 2012 ー カリフォルニア / 赤ワイン
ラ・メゾン・ロマネ
ジュヴレ・シャンベルタン
ラ・ジャスティス 2012
テイスティング日時/2021年1月6日
テイスター/宮島宏枝
色は濃い目の赤、淵にオレンジが見えます、ブルゴーニュのワインとしては色調が濃く、少し濁っています、瓶詰の前に濾過も清澄もしないという、作りてのポリシーの現れですね。
コルクを抜いて、グラスに注ぐと同時にふわりとスミレの砂糖漬けを思わせる心地よく甘い香りが広がります。
続いて甘酸っぱい香り、とても複雑で奥行きがあります。赤い花を中心にしたドライフラワー、フレッシュで濃密な花束を思わせるしっとりとしたニュアンスも感じられます。
バルサミコ、白胡椒、ドライイチジク、少しお香を思わせる香りもあるようです。
全く個人的で表現し難いのですが、とてもつくりのよいブルゴーニュのワインを飲んだ時に感じられるふくよかで広がりがある官能な”あの”香りがありました。
口に含むと、心地よい酸味が最初に感じられます。
すっぱいというものではなく、ワインに上品さと高貴さを与えるもの、果実味は複雑で豊か、その豊かさは力強さにも繋がるもので、この土地のもつ個性がしっかりと感じられました。
コルクにはべったりと澱がついておりました。
口に空気を入れ転がすとなめし皮を思わせる風味が、また、赤い熟した果実の風味もたっぷりと出てきます。
これは、リキュールのようなアルコールの高いものではなく、甘ったるい果実味でもありません、洗練された品のよい果実味です。
ふくよかな中に透明感のある果実味とそれを高めるような酸味ほのかに若ささえ感じさせるタンニン分が高い位置でまとまっています。
スケールの大きなワインです、つくられて9年の時間がたっていますが、あと10年は間違いなく良い方に熟成し続けるでしょう。
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幻ワイナリー ロシアン・リヴァー・ヴァレー ピノ・ノワール 200 ー カリフォルニア / 赤ワイン
幻ワイナリー
ロシアン・リヴァー・ヴァレー ピノ・ノワール 2006
テイスティング日時/2021年3月10日
テイスター/宮島宏枝
綺麗な赤紫色をしています、少しオレンジががっているでしょうか。粘性は高く、アルコールの強さを感じます。
熟したベリー系のフルーツ、すみれの砂糖漬け、八角やカンゾウなど東洋系のスパイスの香りも楽しめます。
口に含むとほのかに甘さが感じられます。黒い皮のチェリーを煮詰めたような濃縮した果実味が印象的です。酸味は柔らかくとがった所はありません。
豊かな果実味を支えるバランスのよい渋みも感じられ素直に「おいしい!」という言葉がでてきます。全体的にはまろやかで濃縮された果実味が楽しめる赤ワインです。
難しいことを考えずに楽しめるワインなのではないでしょうか。
シャトー・ミラン サンテミリオン・グラン・クリュ 2000 ー フランス / 赤ワイン
シャトー・ミラン サンテミリオン・グラン・クリュ 2000
テイスティング日時/2021年7月17日
テイスター/宮島宏枝
ワインをグラスに注ぐとふわりとドライイチジクを思わせる甘い香りがします。色調は濃くグラスの向こうは見えません、粘性は強めですがドロっとした感じではありません。淵にオレンジが見える黒っぽい赤色をしています。
香りにはフランスのボルドー地方で、メルロー種主体のワインから作られる”土地の個性”ともとれる独特の香りが感じられ、それはとても心地の良いものです。
抜栓した時にすぐに感じられたドライイチジクを思わせるような、フルーツの甘さを予感させる香りは健在で、さびや鉄、肉や血の要素も感じられ、とても複雑で豊かです。
グラスを回してみると、チョコレート…、こちらは甘さではなくカカオ豆のニュアンスが感じられました。
味わいは濃厚です。
21年の時を経過していますが枯れた印象はなく、タンニンの強さから若々しさすら感じられます。
複雑でエレガントな印象のワインです。酸味としっかりしたタンニン、濃さのある奇麗な果実味が高い位置でまとまっています。後口には心地よいタンニン分と鉄の要素が残ります。
この味わいには是非ともお料理が必要で、あまり焼き過ぎない、塩と胡椒のシンプルな厚めの赤身の牛肉が欲しくなります。飲み口は滑らかですが後口に感じるタンニンが魅力的です。
ロックフォールなどの羊乳のブルーチーズは、このワインのもつ果実の濃厚さと甘さも引き出してくれることでしょう。
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テルモ・ロドリゲス マタヤーナ リベラ・デル・ドゥエロ 2003 ー スペイン / 赤ワイン
テルモ・ロドリゲス マタヤーナ リベラ・デル・ドゥエロ 2003
テイスティング日時/2021年12月5日
テイスター/宮島宏枝
色は淵にオレンジや茶色が見える黒っぽい赤、色調は濃く、グラスの向こうが透けて見えることはありません。
グラスに鼻を近づけてみると、葉巻やカカオ、東洋系のスパイス、ナツメグを思わせる香り、タバコやウーロン茶の葉、黒オリーブや落ち葉の香りも、鉄っぽい要素、ドライのプルーンのニュアンスも感じられ熟成したワインならでは複雑でニュアンスに富んだ香りが楽しめます。
口に含むと、全体的にとても品の良い印象。充実した果実味による甘さや旨味が感じられます。この果実味はとろりとしたものではなくさらりと上品、品の良さは酸味がバックボーンとなっているようで二つの味わいはバランス良くまとまっております。
特徴的なのはタンニン、18年の時を経てもいまだハードさを感じます。尖ったものではありませんが、こなれているとは言い難くはっきりと主張してきて、こういった味わいのワインが好きな人にはたまりません。
ビターチョコレートのような、ほのかな甘さと酸味が同居する美味しさが魅力のワインです。
「リベラ・デル・ドゥエロ」はスペインで重要視されるワイン産地、「リオハ」と並ぶ有名な赤ワイン産地です。リベラ・デル・ドゥエロの土壌は石灰質、および砂質。標高は高く、そこには不毛の荒野というべき風景が広がります。1980年代から銘醸地として知られるようになり世界中から注目されています。
リベラ・デル・ドゥエロに育つ品種は、ティント・フィノ(テンプラニーリョ)、女性的でエレガントなリオハのテンプラニーリョに比べ、男性的でパワフルと言われています。色調が濃く、フルボディーのワインに仕上がるのが特徴のようです。
このワインは生産地の特徴がはっきりと感じられます。若いうちはそのパワフルさで果実味、酸味、渋みが主張し、バラバラに感じられた味わいも時間の経過とともに一つにまとまりました。
「リオハ」のワインが持つ、酸味が特徴的な味わいとは一線を引く「リベラ・デル・ドゥエロ」の洗練されたモダンなワインが熟成した印象のワインです。
テラ・ヴァレンタイン
ナパ・ヴァレー スプリング・マウンテン・ディストリクト イヴェルドン・ヴィンヤード
カベルネ・ソーヴィニヨン 2006 ー カリフォルニア / 赤ワイン
テラ・ヴァレンタイン
ナパ・ヴァレー スプリング・マウンテン・ディストリクト
イヴェルドン・ヴィンヤード
カベルネ・ソーヴィニヨン 2006
テイスティング日時/2022年1月16日
テイスター/宮島宏枝
グラスを傾けると、淵に茶色がかったオレンジの見える、黒っぽい赤色、色調はグラスの向こうが全く見えないほど濃いものです。
香りは華やかにして複雑。
レンガを思わせる土の香り、錆の要素も、タバコ、葉巻、ビターチョコレートのような甘い香りも存在します。黒コショウやグローブ、ナツメグを思わせる葉っぱではない実のスパイス、サラミ、血液、鉛筆の芯のようなニュアンスも感じられます。全体的には魅力的で奥深い香りが楽しめます。
ワインを口に含んでみると、その濃さに圧倒されます。
甘ったるい濃さではなく、しっかりとした酸味を備えた濃厚な果実味、丸くはなっているが主張のある渋みを感じます。それらの味わいは個々に主張するものではなく、バランスよく溶け込んで非常に高い位置でまとまっております。
「山系のカベルネ」と称される、標高の高い畑からの葡萄を感じさせてくれる、太さと奥行きのある果実味、しっかりした酸味が印象的です。
スプリングマウンテンの土地の個性なのでしょう。しっかりと感じられる酸味には気品すら感じ、16年の時を経てもまだまだ若いと感じさせてくれるタンニン分もあいまって今後、10年はさらに良い方に熟成していくであろうことを予感させてくれます。
複雑な香りの要素は味わいにも感じられ、スパイス、葉巻やビターチョコレート、ブラックのオリーブのような風味も楽しめます。
青かびタイプのチーズとバケットのような簡単なおつまみから、手の込んだ肉料理とも楽しめる、深い味わいのスケールの大きなワインです。
フレスコバルディ ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ カステルジョコンド 2013 ー イタリア / 赤ワイン
フレスコバルディ
ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ カステルジョコンド 2013
テイスティング日時/2022年3月5日
テイスター/宮島宏枝
コルクを抜くとふわりとブランデーを思わせる香りが広がりました。コルクの状態は極めて健全です。
黒みがかった美しいガーネット色をしています。グラスの淵に少しオレンジが見えるでしょうか。グラスを傾けてから立てると粘度があることもわかります。
香りは華やかで複雑です。
コルクを抜いた時に感じられたブランデーの、アルコールの高さを予感させる香りが最初にやってきます。
続いて、杉や東洋系のスパイス、アニスや乾燥バジルを思わせる香りも、プ―アール茶やカカオ、鉄、干したレーズン、黒オリーブなどなど、香りに奥行きがありコメントに困りません。
味わいはエレガント。
作りの良さと上手さが感じられ、素直に「おいしい!」という感想が出てきます。
品のある果実味と強すぎない酸味が高い位置でまとまっています。渋みは後から出て来て、全体の味わいをグッと引き締めてくれるようです。果実味と酸味はすでにまとまっているようですが、主張のある渋みがこれからさらに熟成してよくなる方向に進むことを示唆してくれているようです。
抜栓して2時間、さらに、香り味わいともに奇麗に開いてくれました。
主張していた渋みが酸味や果実味と一体になり、するりと喉の奥を流れていきます。なにより、口当たりが素晴らしい、薔薇の花びらやビロードのようです。
今、飲み頃が始まったところでしょうか。これから7~10年は良い方向に熟成すると思われます。
ワインのお好きな仲間やパートナーがいらっしゃる方は2~3本購入いただいて、熟成の経過をああでもない、こうでもない、と楽しんでみるのも良いと思います。
ドメーヌ・シャソルネ サン・ロマン スー・ロシェ 2007 ー フランス / 赤ワイン
ドメーヌ・シャソルネ サン・ロマン スー・ロシェ 2007
テイスティング日時/2022年3月22日
テイスター/宮島宏枝
コルクにソムリエナイフを刺し丁寧に引き上げると、すーっとコルクが上がってきました。コルクの状態はとてもいいようです。
栓を抜き、ワインと接触していた方の面に鼻を近づけると甘酸っぱいとても良い香りがして期待が高まりました。
ワインをグラスに注ぎ色を見てみます。
オレンジがかった黒っぽいガーネット色をしています。ワインの粘性は中程度といったところでしょうか。
香りは華やかで強め、黒蜜やバルサミコ、セミドライの黒イチジクやプラム、プ―アール茶、腐葉土や紹興酒、土が焼けてような香りも致します。
複雑で広がりのある香りです。
味わいは奇麗で落ち着いた果実味、心地よくバランスの取れた酸味、続いて旨味と甘みが表れ喉へ落ちていく感じです。
後口に柔らかくこなれたタンニンが残ります。余韻には少し枯れた果実の味わいと熟成を感じさせるブランデーのような風味や味わいがあり長く続きます。
状態としてはまさに飲み頃です。
華やかな香りと存在感のある果実味が存分に楽しめます。
抜栓してから45分くらいするとさらに開いて存在感のある果実味がさらに際立つようです。味わいの変化がなんとも楽しい。
熟成したエポワスなどのウオッシュタイプのチーズは、このワインの旨味や甘みをさらに引き立ててくれるでしょうし。鴨肉のソテー、バルサミコソースや黒酢豚など少し酸味のあるお肉料理はこのワインの果実味をより引き立ててくれそうです。
ブルゴーニュワインの好きな方をきっと満足させてくれる美味しさのワインです。
幻ワイナリー ロスカーネロス シャルドネ 2007 ー カリフォルニア / 白ワイン
幻ワイナリー ロスカーネロス シャルドネ 2007
テイスティング日時/2022年4月19日
テイスター/宮島宏枝
ワインの外観は美しい黄金色をしております。色調は濃い目で粘土は中程度、思ったほど粘土は高くありませんでした。
香りは広がりがありやや強めです。
ブリオッシュやマロングラッセ木に咲く白い花、栗やねずみもちを思わせる香りドライのパイナップルや杏のニュアンスも感じられます。
口に含むとバタートーストのような味わい、ミネラル、旨味、熟成した果実の風味が幾重にも重なり心地よく広がります。
感じられる果実の風味は熟成したもので複雑です。
果実と旨味、中程度の酸味が奇麗のまとまって満足感の高さが感じられます。今後10年以上はよい方向に熟成することでしょう。
セバスチャン・リフォー サンセール サウレタス 2014 ー フランス / 白ワイン
セバスチャン・リフォー サンセール サウレタス 2014
テイスティング日時/2022年7月14日
テイスター/宮島宏枝
フランス ロワール地方のサンセールでつくられた白ワインですよ。
グラスに注いでみると、色調は中程度、ほんの少し茶色の入った黄金色をしています。粘土はそれほど高くありませんでした。
熟したアプリコットや苔桃、マンゴーのジャム、蜂蜜を思わせる香りが感じられます。
蜂蜜も濃厚さのある蜂蜜でなにやらグラスの向こうに蜂の巣箱が見えそう…。
香りが強いのかというとそうでもなくどちらかと言えば控えめです。
しかし、複雑さはあります、上記の甘い香りに加え、チーズケーキやシナモン、ミントのニュアンスも感じられ奥行きのある香りが楽しめます。
口に含んでみるとたっぷりの旨味を感じます。それは、ほのかに甘さを感じさせる要素とミネラルを感じさせる要素です。
充実した豊かな果実味が感じられ、収穫した時の葡萄はどれほど完熟していたのであろうかと想像させてくれます。たっぷりの果実味に対し、バランスのとれた酸味も感じられます。
充分な果実味のなかに酸味が溶け込みはじめている印象です8年の時がなせる業なのでしょう、なんともまろやか。芳醇で膨らみのある艶やかな味わいの白ワインです。
このワインの持ち味の芳醇さを存分に楽しむには今の時期には少し高めと感じる温度、12度前後くらいで飲むのが良さそうです。冷蔵庫の温度5~7度位まで冷やすと旨味を感じられなくなりもったいないと思います。
あくまでも好みの問題ですが…。
ドメーヌ・ポティネ・アンポー オークセイ・デュレス プルミエ・クリュ バ・デ・デュレス 2004 ー フランス / 赤ワイン
ドメーヌ・ポティネ・アンポー
オークセイ・デュレス プルミエ・クリュ バ・デ・デュレス 2004
テイスティング日時/2022年8月25日
テイスター/宮島宏枝
フランスのブルゴーニュのワインです。
外観、色はグラスの淵にオレンジが見えるやや薄い赤色をしています。透明感があり、粘性は高くありません。
グラスにワインを注ぐと、熟成からくる華やかな広がりのある甘やかな香りがふわりと広がります。
すみれの砂糖漬けのような甘い香りです。
グラスに鼻を近づけると、プラムやドライのイチジク、クローブのようなスパイスを思わせる香りも感じられます。香りは華やかで強め、葉巻などの要素もあり複雑です。
口に含んでみると、なんとも柔らかい口当たりです。
続いて、品の良いほのかな甘さと果実味が同時に感じられ、なんともチャーミングな印象です。
繊細な果実味のなかに優しいタンニンを感じます、ここちよくしっかりとした酸味が良い意味でのアクセントになっており、スケールが大きいわけではありませんがバランスの良さは見事です。
まさに今飲み頃です、生産者のつくりの丁寧さが優しい美味しさの中に感じられ、とても幸せな気持ちになります。