昨日の続き、テイスティング編。
さて、テイスティングを始めようかしら…、で気が付いた!
ユーロリーフのマークがラベルに溶け込んでお洒落仕様になってる。
この色の始めてみたかも。
ユーロリーフは、オーガニック認証を受けた商品のラベルやパッケージに貼られる、EUオーガニック認証のマーク。欧州旗にも描かれている12個の星を、葉の形のようにデザインしたもの。欧州と自然との調和を表現している。
オーガニック成分を95%以上含むものにこのマークが表示可能。
通常はこちらの色が使われている、皆さんも目にしたことがあるのでは。
抜栓すると、液面に触れていた部分がかなり濃い紫色に、ワインの濃さを感じる。
ナチュラルワインには最近樹脂コルクが使われていることが多い。こちらは写真のように本来のコルクで長さもそこそこある、昭和世代としてはなんだか嬉しい。
オーナーのLuc-Michel氏は1967年生まれで同世代、コルクに対する思い入れがあるのだろうか、なんて思いを巡らせた。
写真の通り、色は黒っぽい赤で淵に少しのオレンジ色、色調はかなり濃い。粘性もやや高めで、ラベルをみるとアルコール度数は13.5%。
香りは華やか、抜栓時から感じていた甘い香りが特徴的。ラムレーズンやカシスジャムの要素、ほんの少しわずかにバルサミコ。
口に含むと心地よい酸味、こなれた果実味がよい感じに一体となり、素直に美味しいと感じる。果実味は、ブルーベリーやカシスを煮詰めたジャムが主体で濃厚。
テイスティングしてみて、南フランスという土地柄からもう少し甘さが強かったかしらと思うが、酸味がしっかり乗っていてバランスが絶妙。畑の位置が高いから葡萄に上手く酸が乗っているのかな、洗練されたエレガントな印象をうける。
このワインのぶどうが生み出された、ラングドックのピク・サン・ルーの畑は、標高が150 ~ 250mだったと、資料に書いてあったのを思い出す。
飲み込んだ後、しっかりとしたタンニンが残る。余韻も長めで、素直に美味しいと感じる。
バゲットとチーズがあれば充分に楽しめるけど、個人的には煮込みが欲しくなる。
テイスティングした時間が早かったので外出がてらスペアリブを調達。
スペアリブの煮込み、赤ワインたっぷりで! (写真はイメージ)
ボン・マリア―ジュ!
よい時間が過ごせました、皆さまもぜひ!
※ ワインのコメントは十人十色、味わいの感じ方は人により異なりますのであくまでも参考程度にご覧ください。
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ゼリージュ・キャラヴァン フルーヴ・アムール 2014
本日も読んでいただきましてありがとうございました。
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